2005年1月5日

勝手に2004AWARD~ブック編

 本日の日経新聞に2004年の名商品(?)を賞賛する企画がありました。その表彰が2月に行われるということなので、私もあきらめず去年の記憶に残ることを振り返りたいと思います。私個人としては別に2004年も2005年も大きな違いはありませんが、何となく事をすっきりするには良い機会かな、と思っています。
 まずは、ザ・ブック・オブ・ザ・イヤーということです。私は学生なのでいろいろ本を読むことが仕事です。マニアックな専門書も読み、特に2004年に発売されたものでもないのですが、皆様にもわかるような個人的に感慨深い本を紹介します。
 それはもちろん、私が敬愛するアーセン・ベンゲル監督の「勝者のエスプリ」と「勝者のヴィジョン」です。サッカーという最も国際的なスポーツのひとつにおける国際コミュニケーション、海外におけるガイジン、といったむしろサッカーを通じて人間は海外でどう振舞うべきかといった人間の本質に関わる話です。一文一文が非常に質が高いです。この本には小難しいサッカーの専門用語などほとんど出てきません。特別サッカーに詳しくなくても容易に読破することができます。今更の紹介ですが、サッカーファンならば、必読の書と言えます。古本屋でも比較的入手しやすいと思われます。

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