2005年3月10日

チェルシー対バルセロナ~歴史的名勝負

 たった今昨夜というか未明に放送されたチェルシー対バルセロナを見終わりました。
 感想を一言でまとめると、私のサッカー人生の中で最も素晴らしい試合の一つというか、おそらくベストマッチだと思います。消耗の程度はチェルシーの方がひどかったと思います。主力のフォワードを欠き、多少集中力が切れる時間帯もあり、正直よく勝てたなと思うくらいです。私が適当な解説をすると蛇足になってしまうので、とにかく皆さんもこの試合を見て欲しいと思うのです。4-2というスコアも異常でしたが(もちろん私はチェルシーの1-0で勝利と予想した)、その攻防の激しい移り変わりは、90分間を全く苦痛に感じさせない試合でした。深夜観戦組の皆さんも、眠気を吹き飛ばして楽しむことが出来たのではないでしょうか。
 うまく言葉になりませんが、4点目のゴール、コーナーからTerryのヘッドで私の心はメロメロになり、試合が終わって私は「すげぇ感動した・・・」とつぶやき、なぜか涙が出てきました。サッカーで不覚にも泣いてしまうことは滅多にないですが、チェルシーには二度目です。私は彼らに振り回されています。
 この感動を上手く伝えられませんが、とにかくCLはとても素晴らしいということです。特に2ndレグは勝利のための得点差が明確になっており、それも試合を面白くさせる要因かと思われます。また毎日のようにサッカーを見る日々になります。できれば今夜ミラン対マンチェスターユナイテッドを見て、明日レアル対ユベントスを見て、明後日アーセナル対バイエルンを見ます(インターネットで)。皆さんもお見逃しなく。
 余談ですが、フローランさんが解説に来ると、かなりの高い確率で良い試合になりそうな気がします。清水さんの解説はつまらなすぎです。松木に毛が生えた程度です。

2005年3月7日

♪それ行け湘南

 土曜日にベルマーレの試合を見に行ってきました。
 「国籍や人種でサッカーを差別する趣味は全くない」というのは、否定的な意味(○×人のサッカー選手は見ないね、のような)ではなく、肯定的なニュアンス(特に感情的にどのチームも応援しない、のような)を込めて書いたような気がしますが、そんなクールな感情は、約2年ぶりの平塚競技場で粉々に打ち砕かれました。
 この日、スタジアムに集まったのは老若男女(年齢層は意外にも幅広かった)は、何と約7700人でした。自由席(と指定席しかない)はほぼ満員、去年は平均して3000人っぽっちの閑散としたスタジアムとはえらい違いでした。
 私は常々、「ベルマーレ」という単語をこのホームページでタイプするたびに、居場所のないような思いをしてきました。「どうせこのサイトを訪れる人々は、ディスプレイの前でこの単語を見て冷たい反応をしているんだろうな…」と。しかし、平塚競技場では多くのベルマーレサポーター(そんなものは実在しないと思っていた)が、大きな声でベルマーレを応援するのです。そして、ファンは一人一人試合の流れに応じて、喜んだり残念がったり、感情を表現するのです。公の場所でベルマーレを応援する楽しさというものを、この平塚競技場で2000円(前売大人自由席)を払って理解できたような気がしました。「そうか、サッカーの楽しさって、見るのもやるのも感情を共有することなんだ…」と。スタジアムで「やった~!」「おっしゃ~!」、「あ~」、「審判オフサイドわかってんのか!」、「○*$%(放送禁止用語)!!!」など、一喜一憂するのは、とても楽しかったです。私も平塚なまりで声援を送ったものです。在日朝鮮人の皆さんが先日のワールドカップ予選で、大きな声で堂々と国家を歌っている気持ちが良くわかったような気もします。
 地元に応援するチームがあるって良いもんです。皆さんもスタジアムまで出かけましょう。

2005年3月5日

チャンピオンズ・リーグは絶対に楽しい

 書きたいことはいろいろあるのですが、とりあえずサッカーサイトとして、例のUEFAチャンピオンズ・リーグの決勝トーナメント1回戦第1試合、8試合中主な4試合(チェルシーvs.バルセロナ、ミランvs.マンチェスターユナイテッド、アーセナルvs.バイエルン、ユベントスvs.レアル・マドリー)をようやく見終わりました。いやはや、とても勉強になりました。
 このインターネット実況は、解説どころか経過時間すら表示されないという愛想のなさです。試合開始前のスタメンとフォーメーション、イエローカードと得点、選手交代くらいしか情報が与えられません。時間はストップウォッチを使えばいいですが、解説がないと特に主力選手の欠場した理由や途中交代の背景などがわからず、私がここで試合のコメントをするには結構難しいものがあります。ただ、最近の日本代表と比較するという観点からは、かなり有意義なネタを得られました。簡単にまとめると、先日の国内組対北朝鮮代表の試合では、予選リーグはあっさり敗退してしまうということです。その辺は、また別の機会にコメントします。
 現時点でCLは、去年のJリーグCSのように180分の試合のうち前半90分が終わったと考え、次は1試合くらいコメントが出来たらいいかな、というつもりです。これまでの戦いもチェックして試合に望みたいと思います。
 これら4試合中、ベストマッチはダントツでミランvs.マンチェスターユナイテッドです。これは文句なくウィークリーベストマッチでしょう。青嶋&風間&トニー(もしくはフローラン)さんらの解説があったら最高だったのに・・・と惜しまれるほどの試合でした。お互いパス回しが抜群にうまく、ホームアウェイ関係なく攻撃の手を緩めず、1点を奪おうとする姿勢には何とも感動したものです。私はサー・ファーガソン監督がRonaldo(ガチャピンじゃない方)に代えてオランダのVan Nistelrooyを投入したのが敗因だと思いました。代えるならRooneyだと思ったものですが、その辺の背景はどうなんでしょうか。
 フジテレビでは、ユーベ対レアルが放送されました。これはNEDVEDが退場してからユーベが極端に流れを悪くし、1-0で負けても次のホームで決着をつけようという感じがしました。私はあまりレアルが好きではないのですが、パス回しと運動量が有機的に結びつき、正直とても魅了されました。 そしてここからが本題ですが、フジテレビでは次の決勝トーナメント1回戦第2試合、ミランvs.マンチェスターユナイテッドを放送するんですね。レアルブランドに頼って放送しているのかと思いきや、良い試合を放送しようという意図があって素晴らしいですね。皆さんもぜひお見逃しなく。プレミア贔屓の私としては、マンUの試合にも心を惹かれます。

2005年3月4日

祝! Jリーグ開幕

 続きです。個人的には、国籍や人種でサッカーを差別する趣味は全くないのですが、まあ国内で身近にそこそこのレベルのサッカーが見られるというのもそれなりに嬉しいことです。よく考えたら、明日J1もJ2も開幕するのに、なぜ寒空の下、俺はあえてベルマーレなんかの試合を見に行くのだろう、なぜマリノス対ジュビロの試合をテレビ観戦しないのだろう、と疑問が沸きました。選択肢がいくつもあれば、国籍を問わず最も質の高いものを選ぶのが当然ですが、私は地元の貧乏くじを悪乗りで購入してしまったかもしれません。まあ久し振りにホームの平塚競技場に行くのは良いことです、と誰か納得させてください。

2005年3月2日

大学院は楽しそうだ

 昨日大宮に行って、関西の生活はどんなものかとアルシェの地下1階で占ってもらいました。
 タロットカード占いみたいなものの結果を要約すると、「あなたは攻撃的な人ね」、「理屈っぽいわね」、「働き蜂みたいな人ね」、「気管支が弱点ね」、「あなたは女性にとてもモテるでしょう」などとリップサービスなのか何だかよくわからない非常に興味深いアドバイスをいただきました。「あなた来週交通事故で死にますよ」と言われた方が、ホームページのネタとしては面白かったのですが、あまり悪いことを言われず、税込み3150円で約20分間楽しい時間を過ごせました。
 その後、東京のちょっと高級な居酒屋(新橋や有楽町系ではないから、客層も高級らしい)でゼミの卒業生、某国立大学院生らとお食事をしました。私はいろいろと大学院生はどんなものかと質問したり、彼らから院生生活について話してもらったりして、新しい生活が非常に楽しみになってきました。卒業を返上した1年間はかなり大変でしたが、努力が実を結び、4月から大学院で「女性にとてもモテる」と妄想すると楽しい限りです。
 あと、今月は新幹線の移動時間が長いため、大宮のジュンク堂で、イングランドのフーリガンが書いた「ぼくのプレミア・ライフ」と売れっ子村上春樹の文庫最新作「海辺のカフカ」と現在休載中の山本英夫の最新作「ホムンクルス第5巻」を購入しました。漫画は電車の中で読み終わりました。かなり面白かったです。
 そういえば、サイト開設1周年記念でした。細く長く執念深くやっていくつもりですので、今後ともよろしくお願いします。