私は日産時代からのマリノスファンですが、正直このレベルではJ2に近い印象です(追記:日刊スポーツによると岡田監督は辞任とのことです) 。先日京都対ガンバの試合を見てきた私にとっては、マリノスの攻撃はスロー再生もいいところで、シュートまで何手かかっているのか疑問になります。
試合内容はともかく、夏休みということで大阪市内の小学校にSB席(バックスタンド)の無料チケットが大量配布されたようで、非常に混雑していました。先日私が観戦した京都対千葉も無料招待券とファンクラブの招待券の期限日ということで異常にバックスタンド側がふくれあがっていました。最近Jリーグの入場者数が全体的に多いような気がするのは、チケット割引やら無料配布などのプロモーションをやっているからでしょうか。少なくとも私が最近観戦した京都対千葉、京都対ガンバ、セレッソ対マリノスではその手のプロモーションをやっていたと思います。夏休みに子供連れで来てもらおうということなのでしょうか。
私自身、ガラガラのスタジアムならば無料招待券でも配ったほうが良いと思うのですが、無料チケットの有効性について、以下の二つの仮説が考えられます。
仮説1:無料チケットをばら撒くのは、新規ファン獲得のために有効である
→無料チケットばら撒き政策が成功するという仮説です。これまでサッカーを見たことがない人、スタジアムに行ったことがない人がスタジアムに足を運ぶことで、その雰囲気に魅了されて今後リピーターになり、将来の優良顧客となる、という仮説です。
仮説2:無料チケットをばら撒いても、リピーターの獲得はならず、単なる無駄遣いである。
→このプロモーションが失敗に終わるという仮説です。全くの素人ファンというのはサッカーの楽しみ方を知らないし、無料だからこそ行くわけであって、わざわざ金を出して見に行こうとは思わない。従って、また無料チケットがもらえない限り、彼らは二度とスタジアムに足を運ぶことはない、という仮説です。
実は私の持っているEconomics of Footballという本でこのようなチケット需要関数の推定に関するテーマがあります(まだ読んでいないのですみません)。実際に得られるデータがどれだけの質があるかによって検証の精度も左右されます。要は、インセンティブの影響を考慮して仮説を編み出し、それを統計的手法によって検証するというのが私のやっている勉強です。
ただ、いかにして今後も定期的にスタジアムに足を運んでもらうかということが重要であることは間違いありません。例えば、西京極などでやっているように、スタジアムに来てポイントをためるプロモーションがあって、一定のポイントで割引クーポン券がもらえるというのも、定期的にスタジアムに来てもらえるようなプラスのインセンティブになります。方向性は決して間違っていません。ただ、これが科学的手法(統計的手法)によって有効かどうかを検証する必要はあります。
しかし、あまりにチケットのありがたみがわからないと、金を払って見る行為がバカらしくなってしまうという影響も考えられますね。個人的な意見としては、そもそも自分が楽しむことに対して、お金や時間を費やすことを惜しむような感覚は理解しがたいものがあります。他人にチケット(幸せ)を不定期にもらう人生も何だか癪に障りますね。幸せは自分の手で掴みたいです。また、スポンサー企業の従業員にしろホームタウン住民にしろ、身近なサッカーチームに関心がないというのは、サッカー好きとしては非常に残念に思います。
2006年8月24日
2006年8月19日
mixiはじめました
内輪感覚がうざいので避けていたmixiですが、最近止むを得ない事情ではじめました。フットサルサークルの連絡が基本的にmixi経由で回ってくるからです。
これまでmixiを誘ってくれた友人を登録して、一応みんながやるように、学校など昔所属していた団体などを検索しました。しかし、よく考えたらそういう義務的に属した組織にはあまり興味も執着心がないし、そもそも特定できる友人もあまりいません。
むしろ個人情報を意図的に漏らす方が危険だと思うので、世の中にはそんなリスクを犯してでもつながりたいという欲望があるものなのかと感心しました。とりあえず、自分の存在のアピールになり、旧友が何やっているかわかったり、もし同窓会をやるとしたら結構便利だと思います。
万が一私のmixiに興味があれば、メールください。ただ、このホームページ以上にまじめにやっていませんが。 では、今夜はセレッソ対マリノス@長居まで行ってきます。これで関西のサッカースタジアムは基本的に制覇です。
これまでmixiを誘ってくれた友人を登録して、一応みんながやるように、学校など昔所属していた団体などを検索しました。しかし、よく考えたらそういう義務的に属した組織にはあまり興味も執着心がないし、そもそも特定できる友人もあまりいません。
むしろ個人情報を意図的に漏らす方が危険だと思うので、世の中にはそんなリスクを犯してでもつながりたいという欲望があるものなのかと感心しました。とりあえず、自分の存在のアピールになり、旧友が何やっているかわかったり、もし同窓会をやるとしたら結構便利だと思います。
万が一私のmixiに興味があれば、メールください。ただ、このホームページ以上にまじめにやっていませんが。 では、今夜はセレッソ対マリノス@長居まで行ってきます。これで関西のサッカースタジアムは基本的に制覇です。
2006年8月16日
OPBF SL級TM
夏休みで遊びほうけているダメ院生ですが、東洋太平洋スーパーライト級タイトルマッチをクレオ大阪中央で見てきました。これが大阪初のボクシング観戦でした。
私のゼミのOBであり、正拳ジムのあるトレーナーのOさんにリングサイドのチケットをいただきました。改めてここでお礼を述べさせていただきます。試合の経過などはともかく、エンターテインメントとして評価したいです。
正拳ジムには現在チャンピオンもランカーもおらず、興行の華やかさとしてはやや厳しいものがあります。しかし、PRIDEのレニーハートさんを真似した英語のアナウンサーや、ラウンドガール(三木彩加さんのブログはこちら)を用いるなど、イベントとして安っぽくならないような工夫は、東京でのボクシング興行ではあまり見られないのでとても良かったです。しかも、後楽園ホールで買えば1000円はするパンフレットが無料で配られたりとファンを大切にしている姿勢が伝わってきます。理想的には選手のプロモーションビデオみたいなものがあればあるといいんですけどね。現在正拳さんはブログで地道に宣伝活動に励んでいます。私もこのような日々の努力がいつか報われることを願ってやみません。
あと、驚きだったのが激励賞というシステムがないということでした。激励賞というのは、ようはファンや関係者がファイトマネーの足しとしてお小遣いをやるというシステムのことです。後楽園ホールでは、選手入場前にリングアナウンサーが「○×会社様、○×様・・・より、激励賞をいただいております。」とアナウンスします。これで選手も随分やる気が出て、より良い試合を見せてくれるというインセンティブがあります。
私もチケットをただでいただいた代わりに直接選手にいくらか還元しようとするつもりでしたが、そのようなシステムがないとのことで、今後の興行に生かして欲しいとの旨を伝えました。正拳ジムのトレーナーの方にもこのアイディアは好評でした。かつて後楽園ホールに遊びに行っていたことがこんなところで役に立って良かったです。
イベント終了後、梅田でボクシングファン同士の飲み会をしました。ボクシングファンは極めてレアなのでとても楽しかったです。ただ、最近飲み会続きでオーバーウェイト気味です。減量せなあかん。
私のゼミのOBであり、正拳ジムのあるトレーナーのOさんにリングサイドのチケットをいただきました。改めてここでお礼を述べさせていただきます。試合の経過などはともかく、エンターテインメントとして評価したいです。
正拳ジムには現在チャンピオンもランカーもおらず、興行の華やかさとしてはやや厳しいものがあります。しかし、PRIDEのレニーハートさんを真似した英語のアナウンサーや、ラウンドガール(三木彩加さんのブログはこちら)を用いるなど、イベントとして安っぽくならないような工夫は、東京でのボクシング興行ではあまり見られないのでとても良かったです。しかも、後楽園ホールで買えば1000円はするパンフレットが無料で配られたりとファンを大切にしている姿勢が伝わってきます。理想的には選手のプロモーションビデオみたいなものがあればあるといいんですけどね。現在正拳さんはブログで地道に宣伝活動に励んでいます。私もこのような日々の努力がいつか報われることを願ってやみません。
あと、驚きだったのが激励賞というシステムがないということでした。激励賞というのは、ようはファンや関係者がファイトマネーの足しとしてお小遣いをやるというシステムのことです。後楽園ホールでは、選手入場前にリングアナウンサーが「○×会社様、○×様・・・より、激励賞をいただいております。」とアナウンスします。これで選手も随分やる気が出て、より良い試合を見せてくれるというインセンティブがあります。
私もチケットをただでいただいた代わりに直接選手にいくらか還元しようとするつもりでしたが、そのようなシステムがないとのことで、今後の興行に生かして欲しいとの旨を伝えました。正拳ジムのトレーナーの方にもこのアイディアは好評でした。かつて後楽園ホールに遊びに行っていたことがこんなところで役に立って良かったです。
イベント終了後、梅田でボクシングファン同士の飲み会をしました。ボクシングファンは極めてレアなのでとても楽しかったです。ただ、最近飲み会続きでオーバーウェイト気味です。減量せなあかん。
2006年8月15日
2006年8月14日
2006年8月5日
フットサルやってきました
神戸ポートアイランドセンターにあるセレゾンプロジェクトというところでフットサル大会に出場しました。屋根にも覆われて全天候型、人工芝完備、駅前、しかもきれいという文句のつけようがない環境で、関西圏のフットサルサークルはぜひここをお勧めします。 遠足がてら、車で初めて神戸まで行きました。どことなく平塚と大磯の境に近い雰囲気があって、何だか実家に帰ってきたような雰囲気があるとてもおしゃれな街でした。 試合は6チームの総当たり戦で、我がチームは1勝1分3敗と第5位(確か)でしたが、いつも遊びの延長でゲームしかやっていないくせに、チームの雰囲気も良く、充実した一日でした。 疲労は多少あるものの、周りの人々からもっと練習してうまくなりたいという刺激を受け、気合いが得られたのはとても良かったです。
Yahooの動画、Gyaoなどその他いろいろな動画サービスが充実しつつあるインターネット業界ですが、フットサルはJリーグのように実際のプロのプレイを見る機会に乏しいため、youtubeの動画で早速研究をはじめました。日本語でフットサルと打ったら、ハロプロのフットサルのような超下手くそなものがヒットして絶望的になりました。次に、futsalとアルファベットで打つとスーパープレイがヒットしました。これだけレベルの低いものと高いものを平行してみるとわけわかめになります。実は昔の日本代表の試合などきちんとしたものを探していたんですが、ないのかもしれませんね(検索中)。
とにかく、視聴覚的に楽しめるもの(音楽のライブ音源など含む)などは、まず動画サービスから入るのが最近のインターネットのトレンドなのかもしれません。アマゾンでフットサルのDVDでも買おうと思っています。
Yahooの動画、Gyaoなどその他いろいろな動画サービスが充実しつつあるインターネット業界ですが、フットサルはJリーグのように実際のプロのプレイを見る機会に乏しいため、youtubeの動画で早速研究をはじめました。日本語でフットサルと打ったら、ハロプロのフットサルのような超下手くそなものがヒットして絶望的になりました。次に、futsalとアルファベットで打つとスーパープレイがヒットしました。これだけレベルの低いものと高いものを平行してみるとわけわかめになります。実は昔の日本代表の試合などきちんとしたものを探していたんですが、ないのかもしれませんね(検索中)。
とにかく、視聴覚的に楽しめるもの(音楽のライブ音源など含む)などは、まず動画サービスから入るのが最近のインターネットのトレンドなのかもしれません。アマゾンでフットサルのDVDでも買おうと思っています。
2006年8月3日
WBA世界LF級タイトルマッチ
亀田によっぽど人徳がないのか、接戦だったのか、単純にいんちき判定だったのか、試合直後にボクシングファン以外の友人からもメールをもらい、採点に関する疑惑を指摘されました。
私の採点は114-113でベネズエラ人を支持(LKKLLKKLKKLL、Lがベネズエラ人でKが日本人で、太字は2ポイント差)、正直なところ亀田にとって良くてドローかな、という感じでした。サンスポからぱくった公式の採点と比較すれば、まあ妥当な範囲だと思います。
source: http://www.sanspo.com/fight/top/f200608/f2006080301.html
ランダエタにはお気の毒な採点かもしれませんが、このくらいの誤差ならまあ特別騒ぐべきことでもないかな、という気がします。何しろWBAと協栄とTBSという最強のコンボですから、その状況を知ってこそランダエタも戦い方を調整するべきでした。
もっと中間距離からジャブを放っていれば、亀田にはそれを防ぐ術も対応する頭脳もなかったと思われます。明らかにランダエタのボクシングの方が洗練されており、亀田の長所というのは上の階級の体格的アドバンテージ(パワフルさとパンチ力)とショートパンチはなかなかうまかったかもしれません。
ちなみに私はあまり亀田が好きではありませんというか、はっきりいって嫌いな部類です。王者たるべき品性がないこと、ボクシングは野蛮なスポーツだと誤解されるような言動ばかりなこと、そもそもあまりインテリジェンスを感じられないことなどです。初回にダウンした時には好意的な声が上がりました。
あれだけ傲慢に振舞っていれば、困ったときに誰も相手にしてくれなくなるような気がしてなりません。我々の通常の人間関係でも、いつもえらそうだからとか自分勝手だから助ける気が起こらないというタイプの人はいると思います。まあテレビと日常の言動は違う可能性があるかもしれませんが、自分のあらゆる言動には責任を負うべきです。
私の採点は114-113でベネズエラ人を支持(LKKLLKKLKKLL、Lがベネズエラ人でKが日本人で、太字は2ポイント差)、正直なところ亀田にとって良くてドローかな、という感じでした。サンスポからぱくった公式の採点と比較すれば、まあ妥当な範囲だと思います。
亀田 | ランダエタ | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
パ デ ィ | シ ャ | タ ロ ン | 金 | 採 点 表 | 金 | タ ロ ン | パ デ ィ | シ ャ |
8 | 8 | 8 | (1) | - | - | - |
9 | - | - | (2) | 9 | 9 | - |
- | - | - | (3) | - | 9 | 9 |
9 | 9 | - | (4) | 9 | - | - |
9 | - | - | (5) | 9 | 9 | - |
- | - | - | (6) | 9 | 9 | 9 |
- | - | 9 | (7) | - | 9 | 9 |
9 | - | - | (8) | 9 | 9 | - |
- | 9 | 9 | (9) | - | - | 9 |
- | - | - | (10) | 9 | 9 | 9 |
9 | 9 | 9 | (11) | - | - | - |
9 | 9 | - | (12) | 9 | - | - |
112 | 114 | 115 | 計 | 113 | 113 | 115 |
source: http://www.sanspo.com/fight/top/f200608/f2006080301.html
ランダエタにはお気の毒な採点かもしれませんが、このくらいの誤差ならまあ特別騒ぐべきことでもないかな、という気がします。何しろWBAと協栄とTBSという最強のコンボですから、その状況を知ってこそランダエタも戦い方を調整するべきでした。
もっと中間距離からジャブを放っていれば、亀田にはそれを防ぐ術も対応する頭脳もなかったと思われます。明らかにランダエタのボクシングの方が洗練されており、亀田の長所というのは上の階級の体格的アドバンテージ(パワフルさとパンチ力)とショートパンチはなかなかうまかったかもしれません。
ちなみに私はあまり亀田が好きではありませんというか、はっきりいって嫌いな部類です。王者たるべき品性がないこと、ボクシングは野蛮なスポーツだと誤解されるような言動ばかりなこと、そもそもあまりインテリジェンスを感じられないことなどです。初回にダウンした時には好意的な声が上がりました。
あれだけ傲慢に振舞っていれば、困ったときに誰も相手にしてくれなくなるような気がしてなりません。我々の通常の人間関係でも、いつもえらそうだからとか自分勝手だから助ける気が起こらないというタイプの人はいると思います。まあテレビと日常の言動は違う可能性があるかもしれませんが、自分のあらゆる言動には責任を負うべきです。
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