2006年8月3日

WBA世界LF級タイトルマッチ

 亀田によっぽど人徳がないのか、接戦だったのか、単純にいんちき判定だったのか、試合直後にボクシングファン以外の友人からもメールをもらい、採点に関する疑惑を指摘されました。
 私の採点は114-113でベネズエラ人を支持(LKKLLKKLKKLL、Lがベネズエラ人でKが日本人で、太字は2ポイント差)、正直なところ亀田にとって良くてドローかな、という感じでした。サンスポからぱくった公式の採点と比較すれば、まあ妥当な範囲だと思います。



































































































































亀田ランダエタ
































888(1)---
9--(2)99-
---(3)-99
99-(4)9--
9--(5)99-
---(6)999
--9(7)-99
9--(8)99-
-99(9)--9
---(10)999
999(11)---
99-(12)9--
112114115113113115

source: http://www.sanspo.com/fight/top/f200608/f2006080301.html


 ランダエタにはお気の毒な採点かもしれませんが、このくらいの誤差ならまあ特別騒ぐべきことでもないかな、という気がします。何しろWBAと協栄とTBSという最強のコンボですから、その状況を知ってこそランダエタも戦い方を調整するべきでした。

 もっと中間距離からジャブを放っていれば、亀田にはそれを防ぐ術も対応する頭脳もなかったと思われます。明らかにランダエタのボクシングの方が洗練されており、亀田の長所というのは上の階級の体格的アドバンテージ(パワフルさとパンチ力)とショートパンチはなかなかうまかったかもしれません。

 ちなみに私はあまり亀田が好きではありませんというか、はっきりいって嫌いな部類です。王者たるべき品性がないこと、ボクシングは野蛮なスポーツだと誤解されるような言動ばかりなこと、そもそもあまりインテリジェンスを感じられないことなどです。初回にダウンした時には好意的な声が上がりました。

 あれだけ傲慢に振舞っていれば、困ったときに誰も相手にしてくれなくなるような気がしてなりません。我々の通常の人間関係でも、いつもえらそうだからとか自分勝手だから助ける気が起こらないというタイプの人はいると思います。まあテレビと日常の言動は違う可能性があるかもしれませんが、自分のあらゆる言動には責任を負うべきです。

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